成功体験を
共に喜びたい
二見工場|製造部 主任
T.TOMA
PROFILE
高校卒業後に水登社へ入社。当時普通科出身の技能職は珍しかったが、ベンダー、溶接、組立と多数の製造工程を経験後、低圧配管のグループリーダーに就任。その後、2018年に常州工場の現場改善・技術指導のために中国へ渡り3年間職務を遂行する。現在は二見工場にて製造主任として、設備や製品導入の立ち上げや、製造現場での問題解決や管理サポート。後輩社員への技術教育などを行う。
何事もプラスに捉え、
ただ真面目にやってきた
入社後、様々な製造工程を経験させてもらったのですが、溶接技術の習得には苦労した覚えがあります。私が水登社に入社したころは、製造現場にも職人気質の方も多く、現代では少なくなった「背中を見て学ぶ」みたいな感じの名残がありました。少しでも早く先輩方のレベルに近づきたいと、その技術を見て、まねてを繰り返していた覚えがあります。もちろんその時々で適切なアドバイスはいただけるのですが、休み時間を利用して練習をしているときにも付き合ってくださったことが特に印象に残っています。その努力は、資格取得や日々の業務の中での加工スピードや精度にも表れるので、自分の成長を肌で感じることができるので、やりがいがありました。日々の業務を当たり前にきちんとこなしていく中で、周りから頼られることも増えていったと感じます。今では技術指導を行う立場になったのですが、時代に合わせて当時教わってきたことに自分流のアレンジを加えてコミュニケーションをとるよう心がけています。
モノづくりの喜びは奥深い
入社して10年が経った頃、常州工場勤務のオファーがありました。家族と離れて暮らす不安はありましたが、新たな経験を得られるチャンスだと思い中国に旅立ちました。主に現場改善や技術指導、メーカー様との打合せを行うのですが、当初はやはり言葉の壁が大きく、関係性の構築に苦労しました。元々人好きな自分にとって日本ではそれほど苦にしなかった部分ですが、改めてコミュニケーションの重要さを知ることが出来ました。帰国後、製造主任としての役割を担う中で、中国での経験が活かされることを感じます。今では工場にもたくさんの国の方がモノづくりに向き合ってくれています。そして、自分がつくる側から、つくることを伝え、サポートする側になりました。みんなでつくりあげる過程では、自分の技術が向上していくやりがいとはまた違った達成感を味わえるようになりました。
自分がそうであったように
未経験でも大丈夫
水登社には、技術向上をサポートする教育制度とチャレンジできる環境があります。入社後の水登大学制度だけでなく、資格取得における年間スケジュールの共有や手当をはじめ、様々なサポート体制が充実していると感じます。私自身先輩からいろんな技術を教えていただきました。時代の流れの中で、習得した技術の活用方法や範囲に変化はありますが、後世なくならない、モノづくりに必要な技術を習得できます。そして、水登社は新たなやりがいに出逢える場所になるはずです。